ロスカットをするとどうして安全になるのかご存知でしょうか?

FXトレードというと、「ロスカットをすると安全」というテクニックについての案内をよく見かけます。しかし、初心者トレーダーにとっては「どうしてロスカットというものをするとリスクが少ないの?」という疑問だけが残るものです。そこで、今回はロスカットについて案内を行っていきますが、基本的にロスカットというのは比率で表現されているもので、100%に近いものほど安心の度合いについても高いとなっています。

次に、なにをもって安全としているのかについてですが、取引上で有利になるためにはリスクを減らさないといけません。リスクとは、実際に利用している証拠金を減らさないということです。証拠金をあまり減らさないで済んでいる場合には、「証拠金が残っている分でチャンスが発生する」ようになっています。その割合を比率として計算されているものが、ロスカットとなっているのを初心者トレーダーは理解しておけばいいだけです。

100%となっている場合には、「少しでも損失が出る場合にはトレードを中止する」という意味です。また、このような計算は人の手によって行うわけではありません。どこのFX業者であっても、システムトレードというサービスを展開しているのですが、初心者トレーダーの場合はこちらを利用してロスカットをしていくわけです。つまり、自動的にトレードを行うシステムを用いて、自然にロスカットをしていくわけです。

また、どうしてこのようなシステムが利用されるようになったのかについては、そうでもしないと「大量に注文できない」ようになってきているからです。少しだけ注文をした場合には、儲けは小さいですし、リスクについても発生します。例えば、複数の注文をされている場合には、よく儲かっているトレードというものが1つくらいはあったりするものです。誰でもそうですが、もう既に儲かっているトレードがあるのであれば「すぐに投資をしたい」となるはずです。

しかし、人の手では数分以上の入力作業を毎回で要求されるのです。これを完全にカットしてくれているものが、先ほどのシステムトレードとなっているのですが、システムトレード自体は最低限の手数料しかかかりませんので、複数の注文を定期的に出す場合には強いシステムとなっています。その際には、ロスカット比率というものも設定できるのですが、業者のほうで最低限の設定については先んじて行ってくれています。

例えば、100%ロスカット比率となっている業者では100%となっています。その場合に取引を行うと、少しでもマイナスに相場変動をした場合に取引が中止となるようになっているのです。また、将来の予想についてもシステムトレードは行ってくれるようになっています。なので、「Aという通貨ペアでは儲からない可能性がある」という場合には、予め早い段階で取引を終了してくれるようにもなっているのです。システム利用でトレードをすると、取引時間は8割ほど減りますので、初心者トレーダーの場合はロスカットと併行して利用しない手はないでしょう。