FXは他の取引と証拠金取引の部分でも違っています

他の取引との取引上での違いについて案内しているのですが、FXトレードであっても証拠金取引という形式で取引を行っています。証拠金取引とは、予め必要な投資金をおさめておくことでリスクをなくすというものです。つまり、証拠金分で好きなように取引が出来るようになっているのです。もし、こちらが取引状況によって変動する・・・となっていると、損失が発生した際には青天井に近い状態になったりします。

青天井とは制限無しを意味しているのですが、損失が1万円と100万円ではあまりにも違うと言えばわかりやすいかと思います。ですが、FXトレード以外の取引については青天井に近い状態になっているのです。あまり知られていないことが多いのですが、大半の人は株式や先物については取引上で安心されている人もいるので、損失について詳しい計算をされていない人が多いだけです。

しかし、株式市場については長く低迷となってしまうと、俗に言う取引の中断が相次ぐ状態となってしまいます。すると、証拠金を取引の終了で戻すことも出来なくなるのです。複数で取引をされている場合、特に高い金額で投資をされているものが返金に応じられない・・・となると、さすがに背筋が寒くなるような思いもするでしょう。酷い場合には、10日以上経過しても売買が成立しないなんてこともあるのです。

時折、「株で資金を溶かしてしまった!」とか「株で破産してしまった!」という口コミをネットでは見かけますが、基本的に初心者トレーダーが株式投資を甘く見て、このような状況に陥っているだけだったりします。その為、近年ではデイトレードとされている即時に売買が成立するもの以外では、初心者トレーダーがトレードをされていないともされているのです。次に先物取引についてチェックしていきますが、先物取引も証拠金取引部分でデメリットがあります。

例えば、先物取引は証拠金取引だけでなく追証という制度まであります。具体的には、20万円で取引をスタートした場合、もし相場が変動して証拠金が不足となると追証を求められるようになっているのです。これが非常に厳しく、場合によっては2度3度と追証が発生するケースまであります。しかも、追証には手数料までかかってくるので始末におえない状況になってしまいます。時折、先物取引をしていて取引そのものが継続できなかったという口コミを見ますが、大半の人は追証のせいで取引中断となっているのです。

このようなデメリットが他の取引では存在するのですが、初心者トレーダーでは同じようなデメリットはほとんどありません。その理由ですが、相場などの変動についてもわかりやすくなっているからです。円ドル建てで通貨ペアを組んでている場合では、人によってはものの数分で取引を終えられる人もいますし、長期間であっても安定している通貨ペアが存在しますので、デイトレード以外でも被害は少ないのです。何よりもFXトレードでは、証拠金のみで取引ができるので、リスクは証拠金分までとなっているのが最大のメリットとなっています。