学んだ知識はリアルではなくデモトレードで活かすのが重要

ネットや専門書を利用してFXトレードを勉強するというのは大事です。ですが、それを知識だけにしていると「記憶がぼやけてしまう」ことが多いので注意しておきましょう。なるべく、知識というのは実践において活用したほうがいいのです。というのも、初心者トレーダーというのはチャートなどから相場を予想する方法を知りませんので、非常に経験不足となっている人が多いからです。

また、初心者トレーダーであれば誰だって経験不足ではないのか?という意見もありますが、実際はそうでもなかったりします。というのも、今では「デモトレードで経験を積める」ようになっているからです。デモトレードについては、FXシミュレーションソフトというもので行えるものと、ネットに付属しているブラウザ型のデモトレードと呼ばれているものの2種類があります。初心者トレーダーは、ブラウザ型のデモトレードを選択しましょう。

デモトレードでは、リアルタイムで変動していく通貨ペアの相場ラインが表示されています。この相場を見て、指定の通貨ペアをどれだけのレバレッジで購入するのかを設定していきます。また、シミュレーションとされているので情報は仮想のものを使用・・・と思っている人が多いのですが、実際に使用されているリアルタイムの相場がラインとして表示されているので、デモトレードは「リアルトレードと遜色のない」ものとなっています。

このようなデモトレードについては、FX業者で会員登録をした際に利用できるようになるのですが、どうしてデモトレードをするのかというと「情報を仕入れる気概を作れる」からです。情報を仕入れるとは、実際にトレードで役に立つチャートの変動を予測できる情報を言います。例えば、日本円が上昇トレンドにあった場合、どうして上昇トレンドとなったのかについては、無知識の場合には?となるだけで全くわかりません。

ですが、ある程度の情報があると「あれが関わっている」というふうに理解が進むのです。例えば、銘柄などがよく買われるようになってきていて景気が明るいという情報であったり、日本の輸出が増えてきていて輸出量が前年を大きく上回っているという場合でも、相場においては上昇トレンドとなりやすいのです。基本的に「景気が明るくなるような情報」が入っている状態では、大半の人が買い注文に殺到すると思っておいてください。

実際に人と言うのは、誰かの動きに惑わされやすいものです。なので、買い注文が多い場合には上昇トレンドが生まれやすく、初心者トレーダーについては景気の情報を仕入れているだけでも、通常の初心者トレーダーよりも儲けやすい場合が多いのです。また、そのような情報を集めるのが面倒・・・という場合には、インデックスとされている情報を活用するようにしましょう。インデックスについては、FX業者の公式サイトに必ず掲載されている情報となっているのですが、相場師がこれから先のトレンドについてを記載してくれているので、必要な情報がインデックスだけで集められるというケースもあります。